・それぞれのラインの中心(内側)に存在し、全てのラインに囲まれており、一般的な解剖学では比較的目につかない補助的で小さな筋肉を多く含んでいる
・足底弓、股関節、腰の支持、首のバランスと密接なつながりを持つ
・高密度な筋膜と遅発性の持続収縮型の筋繊維が多く存在するので、大きな収縮や素早い反応には適さない筋肉群
・呼吸補助や歩行のタイミング、自律神経のバランスに関与する
・運動機能の多くはスーパーフィシャルフロントラインと重複しているため、このラインに起こる機能障害はほとんど目につかない(見つけにくい)
機能低下が大きくなると表層の筋肉に対して大きな影響を与える
・なかなか改善しない、慢性的な症状など表面上に現れる症状の根本的な原因が、このライン上に内在している可能性がある
『ムービングボディ―動きとつながりの解剖学』 クリス・ジャーメイ著 産学社より
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