アスリートとアナトミートレイン

平昌オリンピックで、小平奈緒選手が素晴らしい記録で金メダルを獲得しましたね!!

   平昌五輪第10日は18日、スピードスケート女子500メートルがあり、

   日本の小平奈緒(31)=相沢病院=が五輪新の36秒94で1位となり、
   1000メートルの銀に続き、金メダルを獲得した。
   スピードスケートで日本女子が金メダルを獲得したのは史上初 (朝日新聞より)


クローズアップ現代にこんな話題があがっていました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4098/index.html
ゲスト 清水宏保さん(長野五輪スピードスケート男子500m金メダリスト)
清水さん: アウトインアウトのコース取り、カーブワークに関してですね、アウトから入って、イン攻めて、アウトに膨らんでいく。
 コース全体としては遠回りな軌跡なんですけれども、やはりカーブワークをより直線的に滑ることによって、減速を防いでいくっていうことですよね。
 よく車運転される方でも、交差点を曲がる時に、イン・インって小さく回っていくよりも、

 外側から入って内側攻めて、外側行くと、滑らかに出口の加速につながっていくということになりますから。

こうした滑りを可能にしたのが、骨盤周りの筋力トレーニングということ?
清水さん:そういった外側から入ってしまうと、絶対外側に回ってしまうんですけれども、そういった筋力を強化して、
 骨盤を調整していくことによってサスペンションの役割をしていく。
 なかなか今までできなかったことを、技術や肉体を鍛えていったことではないのかなと思います。
 以前、「アナトミー・トレインっていう言葉知ってる?」という話をしたら、すぐ「あっ、分かりました」っていう言葉が返ってきたことがあります。
 それは解剖学に出てくる文言なんですけれども、それだけ小平選手は解剖学の勉強もしているんではないかなと思いますよね。


バイキングに出演されたときには、
・前腕の緊張を取ると首回りの緊張も取れ肩の力が抜ける←←←SBAL(スーパーフィシャルバックアームライン)
(清水さんは実際に現役時代にされていたとのこと)

・おでこをほぐすと足の裏もほぐれる←←←SBL( スーパーフィシャルバックライン)
と説明されていました。

トップアスリートも注目しているアナトミートレイン。

頑固な肩こりや腰痛などの改善にも、アスリートのパフォーマンスの向上にも、

いろいろな形でその理論は応用されています。

望月均整院でも、皆様のお役に立てるよう、一層励んでいく所存です。